高齢者の脱水とせん妄の関係 [精神科]
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せん妄の原因(ざっくりおさらい)
認知症
うつ病
髄膜炎
肺炎
薬物
脱水(低張性脱水・電解質異常・低ナトリウム血症)
など原因は様々
※
高血圧の患者などで利尿剤を服用していたりすると
低ナトリウム血症を起こす事がある
※
特に、口渇の訴えのない高齢者注意
(喉の渇きが分からない・・・)
↓
口渇のない脱水
↓
低張性脱水・電解質異常・低ナトリウム血症
↓
こういった高齢者に電解質・イオンを含まない水分を
飲ませたら具合が悪くなる
↓
脱水が進むことがあり
お茶や普通の水を飲むと危険なこともある
↓
体内のナトリウムの量は大丈夫かが
焦点である
↓
薬局でも個人的には血液検査のナトリウム
を確認して指導している
↓
対策
ナトリウムがしっかり入っている
経口補水液を飲むことをオススメする
オーエスワン、アクアソリタなど
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また、せん妄については各項目まとめているので下記記事を
参照してください
関連記事
不感蒸泄とは?~なぜ高齢者は脱水になりやすいのか?
爪床試験とは?~簡易的に脱水をみよう~
せん妄を起こす薬剤と環境について
せん妄と認知症の違いについて
せん妄について~ざっくりまとめ~
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パリペリドン(インヴェガ)の特徴とリスペリドン(リスパダール)との違いについて [精神科]
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①パリペリドン(インヴェガ)
・リスペリドンの活性代謝物
・肝臓の代謝を受けず脳内に到達する
・bioaivlability 30%
・OROSという製剤を採用している
(osmotic controlled Release Oral delivery system)
浸透圧を利用した徐放性製剤
1日の血中濃度の日内変動を最小化している
・一包化はできない
添付文書上の記載
「本剤は浸透圧による薬物放出制御システムを利用した製剤であり、吸湿により薬物放出挙動が影響を受ける可能性があるため、服用直前までPTPシートから取り出さないこと(本剤をPTPシートから取り出し一包化調剤することは避けること)。」
②リスペリドンとパリペリドンの血中濃度の違い
・リスペリドン
1日1回服薬したとき、
日内変動による最高濃度/最低濃度の比率 3.30
・パリペリドン
1日1回服薬したとき、
日内変動による最高濃度/最低濃度の比率 1.47
パリペリドンの方が日内変動が少ない
生物学的利用率が30%なので議論を複雑にしているが
変動幅が少ないことは事実
参考文献
臨床精神薬理 VOL17.No3 2014 藤井康男
各添付文書
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うつ病患者のうちの睡眠障害を合併する患者の割合はどのくらい? [精神科]
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ポイント
うつ病患者では、ノンレム睡眠の減少が認められる
解答 約90%
健康な成人では、入眠後すぐに深い眠りであるノンレム睡眠に移行し、
その後、レム睡眠とノンレム睡眠を90分程度のサイクルで繰り返す
ノンレム睡眠は時間が経つとともに徐々に浅くなり、通常、レム睡眠のとき目が覚める
うつ病患者では、ノンレム睡眠の減少により中途覚醒、早朝覚醒などを認める。
訴えとして、「長く眠れない」「眠っても体がだるい」
関連記事
うつ病患者と脳梗塞の関係
参考資料 勉強会資料
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