認知症と加齢による物忘れ(ボケ)の違い [認知症]
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よく患者さんの家族から聞かれるので整理
・認知症
生活に支障がある
時間や場所が分からなくなる
記憶全体がダメになる
自覚なし
認知症の人は、症状を訴えたりがない
・加齢による物忘れ(ボケ)
生活に支障はない
記憶の一部が失われる感じ
自覚あり
ボケの人は、症状を軽く言ったり、否認したりする
うつを持っている高齢者は、
気分が落ち込んだりがあるが自覚あり
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認知症のタイプと空間認識(クロッキーテスト)の違いについて [認知症]
認知症のタイプによって空間認識に差があるのでまとめる
①空間認識とは?
3次元のことを認識すること。三次元の物事を見渡せること
(認知症の方は、トイレの場所が分からなくなったりする)
アルツハイマー型認知症 → 空間認識 ×
(割と初期から現れる)
レビー小体認知症 → 空間認識 ×
(現れることあり)
脳血管性認知症 → 空間認識 ○
↓
タイプによって違う
②空間認識の確認方法の1つ
クロッキーテスト
白紙の時計に時間を書いてもらう
方法
白い紙に円を描く
時計の文字(数字)を書く
10時10分の針を描く
↓
数字が等間隔にならない
短針、長針が分からない
数字が多い
軽度でも「分」が書けなかったりする
↓
認知症かな?と感じてしまうことは薬局
(本人の言動や家族の情報より)
↓
本人を傷つけることが少ない方法なので
知っておくといいだろう
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認知症と睡眠障害(夜間不穏)をざっくり整理 [認知症]
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認知症の患者の睡眠障害は介護者の負担になりやすい
ざっくり特徴をまとめる
①アルツハイマー型認知書の場合
睡眠障害が中期以降に増える
ペプチド神経物質であるオレキシン濃度が高くなっており、眠りにくい
※
オレキシンは覚醒レベルを高める役割をもっている
覚醒状態を維持しており睡眠-覚醒サイクルの調節に寄与している
②レビー小体型認知症
レム睡眠異常(寝言、寝ぼけ)などが有名
③脳血管型認知症
睡眠障害とせん妄を伴いやすい
↓
なので、せん妄を誘発しにくい薬剤を用いる
例
スポレキサント(ベルソムラ)、エスゾピクロン(ルネスタ)、ゾルピデム(マイスリー)
※
行動障害が著しい時は、夕食後から夜間に
抑肝散やクエチアピン(セロクエル)を用いる
※
ドネぺジル(アリセプト)は不眠を起こすことがあるので、
逆に朝食後に服用して起こしておくというのも1つの手
昼間はしっかり起こすことが大切
参考文献
Claudio Liguori etc ,: JAMA NEUROLOGY 2013,10,13電子版
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