認知症と睡眠障害(夜間不穏)をざっくり整理 [認知症]
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認知症の患者の睡眠障害は介護者の負担になりやすい
ざっくり特徴をまとめる
①アルツハイマー型認知書の場合
睡眠障害が中期以降に増える
ペプチド神経物質であるオレキシン濃度が高くなっており、眠りにくい
※
オレキシンは覚醒レベルを高める役割をもっている
覚醒状態を維持しており睡眠-覚醒サイクルの調節に寄与している
②レビー小体型認知症
レム睡眠異常(寝言、寝ぼけ)などが有名
③脳血管型認知症
睡眠障害とせん妄を伴いやすい
↓
なので、せん妄を誘発しにくい薬剤を用いる
例
スポレキサント(ベルソムラ)、エスゾピクロン(ルネスタ)、ゾルピデム(マイスリー)
※
行動障害が著しい時は、夕食後から夜間に
抑肝散やクエチアピン(セロクエル)を用いる
※
ドネぺジル(アリセプト)は不眠を起こすことがあるので、
逆に朝食後に服用して起こしておくというのも1つの手
昼間はしっかり起こすことが大切
参考文献
Claudio Liguori etc ,: JAMA NEUROLOGY 2013,10,13電子版
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睡眠障害が中期以降に増える
ペプチド神経物質であるオレキシン濃度が高くなっており、眠りにくい
※
オレキシンは覚醒レベルを高める役割をもっている
覚醒状態を維持しており睡眠-覚醒サイクルの調節に寄与している
②レビー小体型認知症
レム睡眠異常(寝言、寝ぼけ)などが有名
③脳血管型認知症
睡眠障害とせん妄を伴いやすい
↓
なので、せん妄を誘発しにくい薬剤を用いる
例
スポレキサント(ベルソムラ)、エスゾピクロン(ルネスタ)、ゾルピデム(マイスリー)
※
行動障害が著しい時は、夕食後から夜間に
抑肝散やクエチアピン(セロクエル)を用いる
※
ドネぺジル(アリセプト)は不眠を起こすことがあるので、
逆に朝食後に服用して起こしておくというのも1つの手
昼間はしっかり起こすことが大切
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2019-06-11 23:48
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