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フィブラストスプレーの特徴や使用量について [皮膚科]

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①適応症

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)



「褥瘡」だけではない

②作用機序

主成分:ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(basic fibroblast growth factor:bFGF)

・維芽細胞、血管内皮細胞および表皮細胞の増殖を促進

・創傷部位における良性肉芽の形成および上皮化を促進治癒期間を短縮

これらの作用は各細胞のFGF受容体を介した直接的な細胞増殖作用によるもの

②使用量について

・使い方

1日1回、潰瘍の最大径が6cm以内の場合は、潰瘍面から約5cm離して5噴霧

1噴霧 6μg

通常最大径が6cm以内の潰瘍が1か所の場合

フィブラストスプレー500の場合

500μg÷6μg=83.3噴霧

83.3÷5噴霧=16.6日分

つまり約2週間分である
(潰瘍が一か所なら1カ月2本ということになる)

薬価が高いため、確実に使う計算になれば250ではなく500を
医師に処方してもらう方が経済的である

③注意点

・潰瘍の大きさによって近づけたり、離して噴霧してはいけない

小さい潰瘍など注意

・冷所保存→たんぱく質なので

溶解後は10℃以下の冷暗所に保存し、2週間以内に使用すること

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フィブラストスプレー[レジスタードトレードマーク]による処置の方法~例~

参考
科研製薬 メーカー問い合わせ・勉強会
フィブラストスプレー 添付文書

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