SSブログ

ベンゾジアゼピン系薬の依存について~嗜癖性(しへきせい)~ [精神科]

スポンサーリンク



今後はよりまとまった記事をこちらに掲載していきます よかったら遊びに来てください https://mibyou-pharmacist.com



最近の論文の話を少し

薬局でも毎日のように目にするベンゾジアゼピン系薬剤

「寝るすぐ前に服用してくださいね」
「足元注意してくださいね」
とか服薬指導する

そんなベンゾジアゼピン系薬

「1ヶ月以上の使用で半数に依存性が見られる」

とのこと

慢性的に使用している人は、ほとんど依存性があるということ・・・

なぜ?

実はタバコの嗜癖性と似ている

薬物の「嗜癖性」・「依存性」について

「中脳の腹側被蓋野」と「側坐核付近」でドパミン放出を起こすものは
嗜癖性があるらしい

ちなみにタバコは側坐核でドパミンを放出する

ベンゾジアゼピン系薬はGABAを仲介して、腹側被蓋野でドパミンニューロンを活性化する

補足

半減期の短いベンゾジアゼピン系薬の方が依存性が高い

今後はよりまとまった記事をこちらに掲載していきます よかったら遊びに来てください https://mibyou-pharmacist.com


参考文献
N Engl J Med (2017; 376:1147-1157)
PharmaTribune Vol9 No8 August 2017 P17-P19

↓励みになるのでクリックしていただけると嬉しいです

人気ブログランキング



スポンサードリンク









スポンサードリンク


nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。