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①経腸栄養剤とスクラルファートの関係

・スクラルファート(アルサルミン細粒#59190;、液#59190;、テイガスト液#59190;等)

・経腸栄養患者に投与して、「胃石」、「食道結石」が形成された報告あり

・機序は不明・高齢者はとくに注意

・アルサルミン#59190;添付文書記載

「経管栄養処置を受けている成人患者、低出生体重児及び新生児発育不全において、
胃石・食道結石がみられたとの報告があるので、観察を十分に行い、
これらが疑われた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。」

・アルサルミン#59190;インタビューフォーム記載(一部改変)

「海外文献により、胃石あるいは食道結石が報告されている。
スクラルファート水和物による胃石の形成機序は不明だが、
これらの報告から共通する要因を抽出すると、その殆どが高齢者あるいは
低出生体重児で、ICU 下で経管チューブにより栄養剤が同時に処方されていること、
さらには低出生体重児ではスクラルファート水和物を過量投与していることが挙げられる」

②対応

・スクラルファート投与前後30分間は経腸栄養剤を中止する

参考資料
アルサルミン#59190;添付文書・インタビューフォーム

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