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プレガバリン(リリカ)について特徴と保険的注意 [鎮痛剤]

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① 特徴 

・作用機序
  
ポイント

グルタミン酸などの神経伝達物質の放出を抑制して神経興奮を抑えます

詳細

中枢神経系において、電位依存性カルシウムチャネルの機能に対し補助的な役割をなす
α2δサブユニットとの結合し、電位依存性Ca2+チャネルの細胞表面での発現量及び
Ca2+流入を抑制し、グルタミン酸などの神経伝達物質遊離を抑制することが示唆されている。
さらに、鎮痛作用には下行性疼痛調節系のノルアドレナリン経路及びセロトニン経路に
対する作用も関与していることが示唆されている。

・神経障害性疼痛に使う

→「電気が走るような」「鋭い」「刺すような」痛みが突然来る時などに用いる

・副作用

「傾眠」「めまい」は飲み始めて1週間くらいが多い
  
・薬物代謝
   
腎排泄型の薬物→腎機能注意

肝臓で代謝されず代謝過程における薬物相互作用がない
  
・線形性薬物である→用量依存的な鎮痛作用
 
※似た作用のガバペンチン(ガバペン[レジスタードトレードマーク])は非線形性である

② 保険的注意点

適応症「神経障害性疼痛」だが,原疾患を併記する必要がある
  
→薬局では、何の痛みから処方されたか確認必要あり

例:ヘルニア、坐骨神経痛など
   
注意:県によっては(熊本県も)、
ただの「腰痛症」、「頸肩腕症候群」だと 保険で切られるところが出てきている

リリカ[レジスタードトレードマーク]やトラマール[レジスタードトレードマーク]を頓服で出すと切られる可能性があるので注意

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トラムセットについて

参考資料
リリカ添付文書
ファイザー勉強会資料
Q&Aでわかる がん疼痛緩和ケアp204-210


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