ビスホスホネート製剤の懸念(デメリットと骨折リスク) [整形外科]
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① ビスホスホネート製剤について(詳しくは別にまとめる)
・骨粗鬆症の第一選択薬である
・破骨細胞に作用し、骨吸収を抑制するタイプの薬
・連日、週一回、月一回タイプがある
② ビスホスホネート製剤の懸念(デメリットと骨折リスク)
・空腹時の起床時に服用。30分以上姿勢固定(座っておく)
・慢性腎不全に使いにくい
・嚥下困難、食道アカラシア(下記に詳細あり)があれば避けるべき
・女性の心房細動のリスクファクター
・長期的にビスホスホネートを服用することで、破骨細胞のアポトーシスが起きる
↓
プラークが出来て小さなヒビが入る
↓
骨折のリスクになる
細かい話だが、胸椎の11と12、腰椎の1と2が骨折しやすい
(アバラのすぐしたあたり)
非定型骨折と言われている
非外傷性もしくは低エネルギー外傷により、通常は骨折することのない部位が骨折すること
・腰椎のL2、L3、L4の平均骨密度を見ることが多い
→腰椎のL2、L3、L4それぞれの骨密度を見た方がいいらしい
(現在はこれしか測れない?大病院はわかりません)
③ 補足
・食道アカラシア
胃に近い部分の食道の壁の中の神経に異常があるために,
その部分の食道の筋肉が緩まずに,いつも縮んだ状態となり,食べ物が通りにくくなる病気
・ステロイドの内服について
2.5mg/日を超えると骨折リスクが急に上がるので注意!
→薬局でも2.5mgや5mgを内服している方は多いと思う
関連記事
骨粗鬆症と年齢について
参考資料
あけぼのクリニック勉強会資料
日本小児外科学会ホームページ
続、違いがわかる同種同効薬p83
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① ビスホスホネート製剤について(詳しくは別にまとめる)
・骨粗鬆症の第一選択薬である
・破骨細胞に作用し、骨吸収を抑制するタイプの薬
・連日、週一回、月一回タイプがある
② ビスホスホネート製剤の懸念(デメリットと骨折リスク)
・空腹時の起床時に服用。30分以上姿勢固定(座っておく)
・慢性腎不全に使いにくい
・嚥下困難、食道アカラシア(下記に詳細あり)があれば避けるべき
・女性の心房細動のリスクファクター
・長期的にビスホスホネートを服用することで、破骨細胞のアポトーシスが起きる
↓
プラークが出来て小さなヒビが入る
↓
骨折のリスクになる
細かい話だが、胸椎の11と12、腰椎の1と2が骨折しやすい
(アバラのすぐしたあたり)
非定型骨折と言われている
非外傷性もしくは低エネルギー外傷により、通常は骨折することのない部位が骨折すること
・腰椎のL2、L3、L4の平均骨密度を見ることが多い
→腰椎のL2、L3、L4それぞれの骨密度を見た方がいいらしい
(現在はこれしか測れない?大病院はわかりません)
③ 補足
・食道アカラシア
胃に近い部分の食道の壁の中の神経に異常があるために,
その部分の食道の筋肉が緩まずに,いつも縮んだ状態となり,食べ物が通りにくくなる病気
・ステロイドの内服について
2.5mg/日を超えると骨折リスクが急に上がるので注意!
→薬局でも2.5mgや5mgを内服している方は多いと思う
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2017-12-10 00:59
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